今日は5月28日の愛知県岡崎散策。友人と車を走らせ岡崎城公園→八丁味噌通り→伊賀八幡宮→大樹寺→滝山東照宮とまわる。まず岡崎城公園に関し。復元された岡崎城そのものはあまり興味をそそらない。公園としては、素敵な環境が整備されていた。緑の茂り方はそれなりに年季が入っていて、居心地がよかった。が、やっぱり気に入らないのが木目を模したコンクリの柵とか砂利道風に舗装された小路。法令の関係や、平等なアクセシビリティーを考えれば仕方がないのかもしれないけれど、やっぱり気に入らない。
続いて向かったのが八丁味噌通り。八丁味噌を作る会社が2社存在し、そのうちの1社にお邪魔し工場見学をさせてもらう。
そして神社仏閣を巡る。最初の伊賀八幡宮では国の重要文化財に指定されていて、柵に囲まれているのもどこ吹く風と、子どもたちは柵の中でザリガニ釣りに熱中している。注意すべきだろうが、今どきの子どもたちがザリガニを釣る勇敢な姿勢に心を打たれる。声をかけたら案の定からまれる。子どもの扱いはわからん。
大樹寺にも国の重要文化財が。とてもきれいなラインを持つ二重の塔。そして、門。こんなクオリティーの建物が残っている岡崎に感服。また、お寺の表を走る道路は、私の嫌いなコンクリではなく一応石畳風。詳しくは覚えていないけれど、そこの一角だけではあるが、少しでも景観をよくしようという努力はとても素晴らしい。木の代わりの木目のコンクリとか、そういう小賢しいことよりもよっぽど交感は抱ける。
そして最後に滝山東照宮。ちょいと山の方にあるせいか、厳かな感じがする。素晴らしい。やっぱり国の文化財に指定されています。一緒に行った友人は感心しきりで、けれども境内のトイレがぼっとん便所かどうかをとても気にしていたのが面白かった。
と、こんな小旅行でした。今回一番楽しめたのは国道に塗られたけばけばしい塗装と、不必要にいかつい歩道橋。この塗装や歩道橋がきっとそれなりに事故防止に役立っていると思う。けど、道路を街並みの主役にしていいのか?と問いたくなるような色合い。さらに、私みたいにこんないかつい歩道橋を見て思わず写真を撮りたくなるドライバーは、たぶん逆に事故起こすし。どれだけ晴れてもきっと空を覗けないんだろうなー。
で、結局何が言いたいかというと、砂利道風コンクリや木目風コンクリにしてもこれらにしても、何事もメリハリが大切だということ。いくら平等なアクセシビリティーだからといって闇雲にコンクリで覆いまくれば、きっとそのうち芝生風コンクリとか水面風コンクリとかも現れると思う。交通事故予防をするにしても、街並みをいきなり支配するようなケバケバしさやいかつさはいらないと思う。じゃー何が必要か。そういうのはこれからしっかりお勉強します。
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