2010年1月4日月曜日

taipei transportation, 台北‐交通編

年末年始、25年間の人生で初めての家族旅行で、台北を訪問した。この都市はとてもアジア的でエネルギーとギャップに富んでいて、歩いていてとてもワクワクした。そこで何回かに分けて台北に関して感じたことを紹介したい。最初は交通に関して。

台北市内は公共交通機関が発達している。バスと地下鉄がとても廉価に利用でき、黄色に統一されたタクシーも充実している。特に気に入ったのが地下鉄である。定期券がない我々観光客は、まず券売機でコインを買う。距離に応じた値段設定がされており、20台湾ドルから5ドル単位でいくらかまである。(ちなみに1台湾ドルが3円くらい。)このコインは磁気を帯びていて、改札機に反応させて中に入る。


プラットホームはとても現代的でかっこいい。上の通路から下が見下ろせる造りになっているところが多かった。地下鉄はとても清潔で快適で、それを維持するためにいろんな禁止事項があるようだった。


そして、目的地に到着したらコインを改札に入れて外に出る。


路線は数本しかないけれど、主要な界隈はしっかりとカバーされており、ずいぶん楽だった。今までに活用した公共交通機関の中では最もクールな乗り場とシステムだったように感じる。それゆえ、乗る際にちょっとドキドキしたし、なんとなく(何に対してなのかは不明だが)優越感を覚えたりもした。

それ以外だとタクシーを多用した。ホテルの場所が最寄り地下鉄駅や観光名所から離れているため、家族4人で移動するには4人で入れるタクシーが都合がいいため、そして圧倒的に安いため、つい甘えてしまった。初乗り70台湾ドル。4人で乗れば信じられないくらい安く済む。タクシーでは日本の昔の演歌のカラオケが流れていることが多かった。

バスは乗り損ねた。空港・ホテル間の送迎をしてくれたガイドさん曰く、初乗り5台湾ドルで、激安だが、行先を現地の言葉で話せないとしょっちゅう間違うらしい。

私用の交通では、圧倒的なスクーターの量に驚いた。そこらじゅうで走っていて、そこらじゅうに駐車してある。一応2人乗りまではOKらしいが、余裕の3人・4人乗りもちらほらと見かけた。ちなみに、バイクの事故はとても多いらしい。ウインカーも出さずにあいているスペースを縫うように走るバイク集団を見れば、それはごく当たり前の帰結である。実際、1度、バイクが派手にこけたシーンを目撃した。彼は何事もなかったように起き上がりまたバイクにまたがっていなくなっていったが。

大きな通りでは自転車通りも整備されてはいたが、サイクリストの私だけれど、この都市で自転車をこぎたいとは思えなかった。まるで自殺行為のようで怖すぎる。。。

未だ無免許の私には関係ないが、免許ホルダーの両親はとても台北で運転はできないなーと言っていた。無謀な兄はバイクレンタルを画策していたが、国際免許証にしていなかったどころか、日本の免許証すら持ってきておらず、断念。あっても、無理でしょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿