この建物は、先日ドバイにできた世界一高い建物『ブルジュドバイ』ができるまで、世界一高いビルだった。ちなみに、私たちが台北に滞在していた時はブルジュドバイはまだ完成しておらず、一応、世界一高い完成済みのビルではあった。
ここの花火がすごいというのは事前情報で聞いていたし、それなりに楽しみにしていた。だが、それ以上におもしろいことがおきていた。というのは、台北中の人々が集まってくるかのような人の大洪水が発生し、それに対応するために当然近隣はすべて通行止めになる。台北人の足・スクーターも当然通行止めが始まれば区域内には入れてもらえない。もちろんみんなスクーターでやってくるので駐車スペースもどんどんなくなっていく。なので、走れる道&駐車できるスペースを探して、スクーターが行ったり来たりしているのが面白かった。
台北101に比較的近い夜市を歩いた後に花火が見れそうな場所へ向かおうとしたのだけれど、当然道なんか知らなくても大丈夫。人の流れについていく。あっさり目的地が目視でき、障害物の少なめな場所を確保する。もっと近づけば、回り一面を埋め尽くす台湾人。みんな友達同士地べたに座ってピザ食べたりお酒飲んだり楽しく待っていた。
そして最後に花火。大迫力!!
この花火を見終わって、日本だったらきっとこういう大パーティーは警察が許可しないんだろうなーなんて思う。まず、首都のど真ん中を、恐らく、少なくとも2時間くらい全面通行止めにすることがなさそう。年越しの渋谷の交差点も何もされないからね。そして、この花火もまず許可がおりないように思う。感覚的には、六本木ヒルズからの大花火パーティーて感じなのかな?さらに、上でなく、横方向に。無理そう・・・。
こないだ、ノーパンツサブウェイライド(ズボンを脱いで下半身パンツで地下鉄に乗るっていう世界的に広がりを見せてるフラッシュモブ)を警察が断固阻止しようとするという記事を読んだけれど、それを読んで感じたことは、なんてつまらない国なんだ・・・!ということ。花火にしてもパンツにしても、都市にもっとアソビを持ち込まないと、どんどん面白みのない国になっていってしまう。別にパンツや花火でなくてもいいのだけれど、行政や国家権力を巻き込んで面白いことを実現させたい。そういう提案を可能にするプランナーに一日も早くなるために、努力ですな。明日からも職探しがんばります!!
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