ここの町の中心部の特徴は、何といっても巨大ショッピングモールである。そして、そこに人を運ぶための巨大な駐車場や道路であろう。なんとも郊外的である。ファーストフードチェーンも大きな駐車場付きである。やっぱりこれも郊外の特徴のように感じる。
とはいえ、公共交通機関が発達していないわけでは決してない。この巨大ショッピングモールの前にはソルナバスターミナルがあり、それなりに便利そうである。地下鉄でストックホルムセンターまでもすぐに行けるし、長距離用通勤電車の駅も近くにある。少なくとも地下鉄は平日は夜中の1時くらいまで、週末は一日中走ってるので、かなり便利である。なので、パーク&ライドしている市民もたぶんいる。いい傾向である。さらに、確かに道路のスケールは大きいけれど、それに見合うだけの自転車道路も整備されている。これはかなりありがたい。実際に、私も自転車で行ったし、寄り道とかしなければストックホルムセンターまで30分ほどの自転車距離だから、きっと多くのサイクリスト通勤者もいると思う。これはわが国の道路事情も参考にしてほしい。とはいえ、たとえ自転車道路ができたとしても、あんなに信号だらけの町だと自転車もこぎにくいか。
帰路、昔一度だけ行ったことのある工業地域にも寄ってみた。その時はものすごく大きなガレージパーティーで、ストックホルム最高のアングラシーンを体感したように記憶していたのだが、実際に昼に行ってみると、何の変哲もない工業地域のままであった。こういった都心にそこそこ近い工業地帯がまだそのまま残っている点で、ストックホルムはまだまだ成長の余地があるんだなーなんて思う。
そんなソルナでした。
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