交通の要所であるロスラグストゥルは、当然のように車の通りが激しい。がんがんくる。おかげで、歩行者自転車用信号が青になるのに時間がかかる。これはしょうがないか。現在ストックホルムの地下バイパストンネルを工事中で、それが完成されたらきっとここの渋滞は幾分か緩和されるのだろうけれど。
そんな車の流れの絶えないエリアではあるが、すぐ後ろには巨大なhagaparkenという公園があるので、けっこう癒しはすぐ得られる。
今回はハガパルケンではなく、さらにロスラグストゥルに近い一つの丘を紹介する。あの忙しいロータリーのすぐ裏にはこんな素敵な緑の回廊がある。
その奥にはひっそりとCarl Eldhs Ateljemuseumがある。carl eldhはスウェーデンを代表する彫刻家で、彼のアトリエが美術館として使われているのである。というわけで行ってみた。
ひっそりと古いいい建物が並ぶ奥に、他とは幾分か異なる建物があり、これこそが美術館である。
が、閉まっていた。張り紙がしてあり、読んでみると、「トンネル工事の影響で、当分の間休館します」とのこと・・・。実はこれが2度目の訪問だったのだが、確か初回もその理由で閉まっていた。理由を忘れていた。事実、私のコンテナ寮もしょっちゅう工事で使うたぶんダイナマイトの影響で揺れていたし、大学もたまに揺れている。そんな揺れが彫刻の美術館を襲ったら、間違いなく展示品は粉々になる。観客が巻き添えを食らう。仕方がない。
バイパス工事でストックホルムの車がバイパスできるようになるのはいいけれど、それが完成するまでは、この美術館を訪問したい人も、時間的にバイパスしなくてはならない。どうやら、今回のストックホルム滞在では残念ながら縁がなかったよう。閉館中の美術館の隣に一つだけ置いてあるCarl Eldhの彫刻をはじめ、見れない分、ストックホルムを歩いて探してみることにする。
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