2009年8月1日土曜日

sado, niigata. 佐渡、新潟 その⑤

佐渡編もどんどん進めます。佐渡編の主目的である修論は、8月勝負をかけるけど、そのための準備はかなり順調(であると私は信じたい)。今週の仕事がよかった気がする。

今回はアンケートの第3問目。佐渡の弱み・嫌いなところは何ですか?という質問。この答えに関してはネットワーク、人間関係、都市型の欠如、島、その他の5パターンに分類した。

ネットワークに関しては

  • (特に冬場、)外部との交通の便が悪い 21
  • 連絡船が高い 7
  • 交通網が悪い 5

人間関係

  • しがらみの多さとプライバシーの欠落 11
  • 閉鎖的な社会 11
  • 排他的 9

都市型の欠如

  • 仕事がない 9
  • 娯楽施設がない 7
  • 買い物で欲しいものが買えない 3
  • 都会っぽくなりたがる 3
  • 医療・福祉 3

  • 島であること 10
  • ガソリン等、島外からのものが高い 5
  • 島国根性 4
  • あきらめ感 3

その他

  • 若い人がいない 4
  • 顧客サービスが悪い 4
  • 自己中 4
  • 変化を嫌う 4
  • 足を引っ張り合う 4
  • 佐渡の良さをわかっていない 4

などなど。それ以外にもたくさんあった。たとえばお世話になったTさんは「本屋がないこと」と言ってみえた。

確かに、島であるがゆえに感じる不便さを、島外からたった2週間来ただけの私が理解することは不可能だし、不便さを求めて島外から訪れる潜在的Iターン者が、島の人々の不便な暮らしに対して「何トンカチなことを言っているの!」なんて言えるはずがない。だから、不便だからこそどうするか、そこに着目していかないといけない。新穂の焼肉まきでIさんが言っていたのは、やっぱITの駆使ということ。不便な暮らしに便利さを与える刺激になるだろうし、不便さを求めて訪れる人々へのPR、佐渡のブランド化への戦略をもっとかしこくかっこよく、ITを駆使してしていかないといけない。さらに、市役所のO係長が仰っていたように、違うIT・イントラネットの駆使も素晴らしい戦略だと思う。これを真野のKさん邸に伺った際にKさんが仰っていた、啓発に利用する。すばらしい。実際、ほぼ毎晩お世話になった新穂の長三郎さんではこのイントラネットテレビがよく付いていた。きっとこのテレビに加入している人の割合はかなり高いと思う。これをもっと有効活用していければ、何らかのチャンスが生まれると思う。

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