2009年8月11日火曜日

mariefred&gripsholmem, マリエフレッド&グリップスホルム

先日念願叶ってマリエフレッドにあるグリップスホルムを見に行くことができた。グリップスホルムはいかつくていかにもお城っぽい佇まいである。ただ、とても見たかったのに、実物は思ったより感動しなかった。というのは、その裏にあるマリエフレッドの町がとてもかわいらしくて、こっちに主役を取られてしまったからだ。というわけで、今回はマリエフレッドを中心に、グリップスホルム含め、ちょっと書いてみる。

マリエフレッドは人口4千人に満たない小さな町で、ストックホルムから西へ65キロのメラーレン湖のほとりにある(wiki情報)。ここにストックホルムから公共交通機関で行こうと思うと、1日1往復の船で行くか、運が悪いと理不尽にアクセスの悪い電車(1-2時間に1本)で行くかに限られる。ので、以前行こうと思った時は、悪天候もあったが、なかなか実現させれなかった。今回は友人のレンタカーに便乗した。

この町の素晴らしさは何といっても、かわいい街並みと立派な城と美しい自然だろう。かなりすばらしい。天気にも恵まれ、さらには日曜という、抜群の観光日和にも関わらず、観光客で身動きが取れなくなるような混雑もなく、とても快適にのんびり過ごせた。ここを走る電車もとても趣のある素敵な車両だった。湖畔に木製の遊歩道が整備されていて、雰囲気は抜群である。

逆に、弱点は、アクセスの悪さか。アクセスが悪さが観光客の足を遠のけ、おかげで少ない観光客がのんびり観光できるという、魅力にもなるが、免許を持たない私にとってはちょいと不便な場所だ。電車が確実に1時間に1本あればそれなりに違うだろうし、船ももうちょっと町での滞在時間をくれたらいいのに、3時間しか間を置かずにストックホルムに戻っていってしまう。また、人が少ないせいと、車に依存して生活する地元の人&車に依存して訪れる観光客のせいで、車両の通行止めエリアが短い。一応ど真ん中は歩行者天国になっており、それがあるだけましのように感じるが、あれだけかわいらしい街並みを楽しむためにもう少し車を走りにくくする工夫をしてもいい気がする。それと、いかにも車が走りやすいことを前提に考えてある道路の舗装も少しげんなりする。

OTは省略。

提案するとすれば、やはりアクセスの向上。1時間に1本の電車でいいから、確保すること。それと、ボートももうちょっと滞在時間をとれるプランにしたほうがありがたい。町並みに調和する道路に舗装しなおすこともいいかもしれない。あと、セントラルスクエアを駐車スペースにはしてほしくない。確かに有効利用なのかもしれないけれど、賑わいを創出する工夫をしてほしい。

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