2009年11月18日水曜日

seoul, south korea, 2

ソウルを歩いている際に特に気に入ったのは、何といってもソウルの多様性である。超高層ビルがある横に伝統的建築があり、超エリートぽい人が歩いてる隣で露天商が伝統料理をふるまっている。伝統的な建築群に現代的なショップが入り、老若男女がその界隈を楽しく歩く。現代建築、韓国の伝統建築、西洋の伝統様式を踏襲した建築が不思議なハーモニーを奏でながら町に多様さを与える。過去現在未来、オリエンタルとオクシデンタルが混濁した雑多な雰囲気。歩いていてまったく飽きがこない。

特にそれが印象的だったのがsamcheong-dongという界隈。よん様の冬ソナの撮影場所だった学校のさらに奥にあるその界隈は、伝統的建築群にモダンなレストランやカフェ、ショップが入り、ソウル人に人気のスポット。さらに、丘陵地域にあるため、丘の上からソウルを見下ろすと低層の伝統建築群の奥に超高層ビル群が立ち並ぶ、なんとも素敵な雰囲気が味わえる。

韓国人の友人曰く、この界隈はソウル人に本当に人気のあるエリアらしい。が、ドラマ撮影なんかに使われるようになってしまったせいで、いけてる雰囲気が若干損なわれてきた感じもするらしい。その代名詞的なのがsamcheongdongの中?隣?にあるBukchonというエリア。ここも伝統的建物が立ち並ぶエリアで、先述したよん様の学校があるエリアである。実際、私は全くよん様にもじう姫にも興味はない。ただ素敵な界隈を歩いて見て回りたかっただけである。が、この学校前にはよん様目当ての観光客を捕まえようとよん様グッズショップがあったりする。幸い私は友人と歩いていたため彼女が韓国語で喋れば観光客相手の商人は退散していったが、せっかく伝統と現代が融合した素敵な界隈を楽しんでいても、いとも簡単にただのよん様目当ての日本人観光客と一緒にされてしまう感じは、なんとも歯がゆかった。

が、それにさえ耐えられれば、あるいはこの学校さえ行かなければ、きっとこのsamcheongdongとbukchonは私のソウルの昼間に歩くのには最高な場所かなーなんて思った。

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