2009年9月14日月曜日

ストックホルム

論文が一段落つき、一昨日土曜に約1か月ぶりくらいにカメラを持って都心側へ向かい自転車を走らせた。いかに学校と家の往復の毎日だったかに少し驚いた。

まず行きつけの図書館の隣にある公園に農作物市場が出ていてけっこうな賑わいを見せていた。農作物の生産者と対面販売である。なんだかわくわくした。佐渡でもAコープの駐車場でやっているらしいけれど、大都会でこういうのってあんまりない。「産地直送」とか「私が育てました」とかいう写真はあっても、直に農家の人たちとお話して野菜を買える機会はあんまりないなーって思う。こういう機会がもっと増えれば、消費者が多少高いお金を出しても生産者を支える仕組みができていくと思うし、農業への魅力にもつながる。

続いて、旧市街を抜けようと思ったら、市民ハーフマラソンがあるみたいで健康志向ストックホルム人たちでごった返していた。エコ農作物市場も健康志向なストックホルム人のニーズをうまく把握したいい戦略だと思う。

センターのセルゲル広場には多国籍マーケットが開かれていて、いろんな国の食べものや雑貨やらが売られていた。

最後に、案の定、帰路、ランナーに道路を占拠され、ちょっと大変でした。ものすごい人数。急ぎだったらイライラするんだろうけれど、そのイベントに参加する人々や観客の活動をのんびり見ながら帰れました。東京マラソンは当選確率が8倍?とかってニュースに載っていた気がするけれど、きっと町中を車に邪魔をされずに走るのって楽しいんだろうなー。私はジョギングよりも散歩とサイクリングの方が好きだけど、そのうちこういのにも挑戦したい。

修論に忙殺されていた・・・わけでもないと信じたいのだけれど、しばらく町に出てのんびりいろんな人々の営みを傍観する喜びを忘れていた気がする。もったいない。まだ論文が終わったわけではないけれど、だいぶ時間ができるはずなので、しっかり町歩きを楽しみまくりたいと思う。

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